タルクが絵の具
画家の藤田嗣治の独特な質感のある乳白色には
「タルク」が用いられていたようです。
「タルク」は、ファンデーションや、
赤ちゃんが使うパウダーなどに使用される
白い粉末だそうです。
藤田画伯の独特な色の表現方法は謎だったようで、
最近の調査で「タルク」が用いられていることが
日本とフランスの研究調査でわかったようです。
「タルク」は画材として用いられることは珍しく、
それだけ、
藤田画伯が自分の納得のいく表現方法を
既成の枠にとらわれずに、
追求していたということですね。
謎が解明されると、新たな見方がされ
また、魅力が深まります。
