活性化

2008年01月01日

右脳の力、活性化

 人間の脳の力には限りない可能性があるそうで、加齢による働きの低下と嘆かずにまだまだ鍛えたいものです。今、右脳の活性化が注目されています。

 脳には左脳と右脳がありますが、これまで言語能力をつかさどる部位がある左脳が優位な脳とされていました。

 しかし、ロジャー・スペリー教授(1981年ノーベル賞受賞)の、脳の研究により、右脳の機能があきらかにされ、右脳に感情の働きや人の表情を読む能力があることや、直感的に全体を読み取る力、イメージ力、独創性等あることが解明されてきたようです。

 脳は片方だけで単独に働くのではなく、それぞれが分担を持っており、それらが統合的に働くことで脳として優れた機能を発揮することになります。
 
 一般的に人間の左脳は論理的思考、言語などを担当し、右脳はイメージ、図形、芸術的感受性などの働きを担当しているいわれています。このことは右脳を活性化すると想像力や直感力が増すことが期待されます。

 右脳を活性化するのに音速で活性化する方法があります。
 聴く能力を高めることで脳全体を活性化します。高速音声を聴く事は、頭の回転が確実に速くなる画期的なトレーニング方法なのだそうです。
 私たちの脳は聴く、見る、手足を動かす、口を動かす状態でそれらが加速されれば加速されるほど、脳細胞も活発に働くそうです。

 聴くことは理解する練習になり、これが加速化されたとき、脳内では大量のブドウ糖などを摂取するため、血液の循環も活発になるそうです。とくに活発に働くのが、額のあたりの部分で、脳全体をコントロールしている前頭前野です。

 高度な脳をもつ人間のみが活用できる能力に想像力があります。右脳を活性化させることで、直感力や感受性などの能力をさらに開花させることができ、継続して訓練することで脳の秘められた能力を、さらに伸ばすことが可能とされています。
 
 人間は脳の持っている力のわずか3%しか使っていないとよくいわれます。右脳を活性化してもう一度若々しくしなやかな思考力を取り戻したいです。

purena at 18:17